市からのお知らせ

We Feed The Planet Japan 2020 -地球を想う、おいしい選択会議– を開催します!

記者資料提供(令和2年10月30日)

「食都神戸」の推進には、神戸の食を効果的に世界へ発信することができる、神戸の農漁業や食のビジネスリーダーとなる人材を増やす必要があります。

「食都神戸2020」構想の計画策定にあたり先進都市を調査したところ、「食」でにぎわう街(サンフランシスコやポートランドなど)は、スローフードの考えが浸透しているという共通点があると判明しました。

神戸市では平成28年度より、世界的な「食」の専門機関であるSlow Food Internationalと連携することで、「食」に対する意識の高い人への情報発信や人材交流により、「神戸の食文化」の向上や「食」によるまちの活性化につなげ、「食都神戸」の実現に寄与する事業を実施しています。

この11月を「神戸の食文化を考える月間」と位置付け、食育・環境・手仕事・アートなど、様々なアプローチから食文化とまちづくりについて考える催しを展開します。食を軸に世界とつながる、国内外の食やそれに関わる人々が神戸に集う2日間「We Feed The Planet Japan 2020」を開催します。

1.開催概要
日時:令和2年11月21日(土曜)・22日(日曜) 午前10時から午後6時まで
※11月21日に開催される「味の箱船ダイニング」は午後9時に終了予定

場所:デザイン・クリエイティブセンター神戸 1階KIITO ホール
神戸市中央区小野浜町1-4

参加費:入場無料(プログラムにより一部予約制・有料)

プログラム内容:
・TALK&EATセッション
・生産者や料理人の出店
・TASTEワークショップ
・展示

主催:神戸市・一般社団法人日本スローフード協会
詳しくはHPをご確認ください。https://www.wefeedtheplanet.org/

2.スローフードとは
イタリアで提唱されたファストフードに対置した考え方で、その土地の伝統的な食文化や食材を見直すことを目的としています。現在は160カ国以上に広まっている国際組織であり、世界的な食の草の根運動の代表格となっています。

3.食都神戸とは
瀬戸内海に面した港町神戸は、都市と農村が近く、豊かな自然に囲まれ、質の高い農水産物が生産されています。また、港町として交易を中心に栄えてきた経緯から、他の都市では見られない独自の多様な食文化が醸成されています。

この神戸が持つポテンシャルを活用し、農水産物のブランド化や、海外への輸出、神戸らしい新たな食の開発など、食ビジネスを育て、食ビジネスを活かし、食を軸とした新たな都市戦略「食都神戸」を掲げ、世界の人々が集い、食で賑わう、そんな世界に誇る食文化の都の構築をすすめています。

4.神戸市とスローフードのこれまでの連携実績
(1)テラ・マードレへの参加
平成28年度、平成30年度にイタリア・トリノで開催される食の展示会に参加しました。

(2)食の未来会議(We Feed The Planet 2017)の開催
平成29年11月に神戸デザイン・クリエイティブセンター神戸で開催しました。

(3)スローフードアカデミーの開催
平成28年度から毎年度、農漁業や食のリーダーとなりうる人材育成のためのセミナーとして、神戸市内にて講義10回、インターン5回のアカデミーを開催しました。

5.その他詳細について
We Feed The Planet Japan 2020 ホームページ お問い合わせフォーム

https://www.wefeedtheplanet.org/