神戸市は、大都市でありながら山と海に囲まれ、北区・西区の農業地域や、南部に広がる瀬戸内海では豊かな農水産物が生産されています。市では、このポテンシャルを活用し、世界に注目される食文化の都「食都神戸」の構築をすすめており、その一環として、神戸の豊かな自然で育った食材(ローカルフード)の魅力を多くの方に知っていただくために、平成30年度から「神戸食材フェア」を開催しています。
今年の秋は、農産物として「イチジク」、水産物として「ハモ」「シラス」をテーマ食材とした開催を予定しており、このたび、「参加飲食店等(以下、参加店)」、及び、食材を参加店に卸していただける「仕入事業者」を募集します。
1. 2021秋の神戸食材フェア 開催概要
市内の飲食店等で、期間限定で旬の神戸産食材を使ったオリジナルメニューをご提供いただき、市民や観光客の方々が「神戸のローカルフード」にアクセスする機会の拡大につなげます。
(1) テーマ食材 神戸産のイチジク、シラス、ハモ
(2)期間(予定) 2021年9月1日(水)~10月31日(日)
(3)場所 主に神戸市内の飲食店、パン屋、スイーツ店等
(参考)昨年の「神戸食材フェア2020」の様子はこちらURL:https://www.gastropoliskobe.org/2020/11/12/kobe_fare_mainpj/
<昨年度のメニュー例>
「セセリといちじくのゴマソース」
「KOBEいちじくデニッシュ」
2. 募集内容
「2021秋の神戸食材フェア」開催にあたり、オリジナルメニューを提供いただく「参加飲食店等」及び仕入れ先となっていただく「仕入事業者」を募集します。
募集内容 | 概要 | |
参加店 | 開催期間中、神戸産のテーマ食材を使ったオリジナルメニューを販売できる飲食店等(スイーツやベーカリー等のテイクアウト店を含む) | ・テーマ食材は、いずれか1種類から参加は可能です(複数メニューでの参加も可) ・メニューには、「神戸産」であることがわかるように記載してください。 ・食都神戸ホームページへの掲載など、市の広報ツールを使ってPRいたします。 |
仕入 事業者 |
開催期間中、参加店に対して、神戸産のテーマ食材を卸すことができる事業者 | ・テーマ食材のうち、いずれか1種類の取り扱いが可能であれば応募は可能です。 ・卸す食材の量、金額、納品方法などは参加店と直接調整していただきます。 ・神戸産であることを説明できるようにしてください(産地、生産者など)。 |
3. 募集期間
2021年6月29日(火)~2021年10月8日(金)
※フェアは9月から開始しますが、途中からの参加も可能です。
4. 主なスケジュール(予定)
(1)2021年8月19日(木)~ 広報(SNS等による店舗紹介含む)
(2)2021年9月1日(水)~10月31日(日) 2021秋の神戸食材フェア実施
(3)2021年11月1日(月)~11月30日(火) アンケート実施
5. 本件に関する問い合わせ先
(1)フェアに関する問い合わせ先
食都神戸総合運営事務局:阪急阪神マーケティングソリューションズ株式会社
担当:中田・冨田 TEL:06-6459-7741(平日9時~18時)
Eメール:info@gastropoliskobe.org
(2)食都神戸の取組みに関する問い合わせ先
神戸市経済観光局農水産課 食都神戸担当
Eメール:shokuto@office.city.kobe.lg.jp
URL:https://www.gastropoliskobe.org/ja/
6. その他
・当フェアについては、あまから手帖9月号(8月23日発売)にて特集予定です。
・フェア開催の認知度向上のためには、参加店のSNS等での独自の拡散が必要不可欠です。ご協力をよろしくお願いします。
・第2弾として、冬の神戸食材フェアを2022年1月から3月に開催予定です。
テーマ食材について
1.イチジク
県下で最大の生産を誇る神戸のイチジク。そのほとんどは市内で流通しています。神戸のイチジクは産地と消費地が近いことを活かして、一番おいしい完熟のタイミングで収穫したものをその日のうちに食べることが出来ます。熟練の生産者が、収穫をギリギリまで待ち、太陽の恵みを実にいっぱい詰め込むことで、さわやかな甘さと、外国産とは違う独特のソフトな食感を楽しむことが出来ます。
2.シラス
きらきらと透き通った体にカルシウムやビタミン等の栄養が、豊富に含まれているシラス。ちりめんの濃厚な味わいや、釜揚げのやわらかい食感等、楽しみ方のバリエーションも豊富です。
神戸市漁業協同組合はマリン・エコラベル・ジャパンの認証を取得しており、水産資源の持続的利用や環境等の保全に配慮した漁獲を行っています。
3.ハモ
明石海峡の激流で育ち、身がしっかりしている神戸産のハモ。実は、秋に獲れるハモは「名残ハモ」と呼ばれ、産卵を終え食欲が増していることから、脂がのっていてうまみが濃く、豊かな味わいを楽しむことができます。
神戸では港と市街地が近いことから、新鮮なハモを味わうことができるのも魅力の一つです。