神戸市では平成28年度より、世界的な「食」の専門機関であるSlow Food Internationalと連携し、「神戸の食文化」の向上や「食」によるまちの活性化につなげ、「食都神戸」を推進する事業を実施しています。
この度、地球想いの料理人や生産者など、全国から集まる食のプロフェッショナルとの交流を楽しみながら、地産地消について考えるイベント「We Feed The Planet 2022–みんなでつくるおいしい食の交換会–」を開催します。
市民や料理人の方が、産地や生産者を意識し、環境に配慮した食材を選ぶなど、日常の中で出来る食育や、地産地消の取組みを始めるきっかけづくりを目的に開催します。
会場では、「海」や「厨房」から見る生物多様性や食文化など、食にまつわるトークを聞いたり、全国の生産者が出展するマーケットで、各地の食文化や伝統料理等を楽しめます。
1.開催概要
(1)日時:令和4年2月26日(土曜)・27日(日曜) 10時から17時まで(予定)
(2)場所:デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)1階
KIITOホール・ギャラリーA(神戸市中央区小野浜町1-4)
(3)入場:無料(プログラムにより一部予約制・有料)
(4)プログラム:
・みんなでつくる円卓会議(参加型トークイベント)
・生産者や料理人等によるマーケット出店
・テイストワークショップ
・あそべるまなべる展示 等
※詳細は公式ホームページ(順次掲載予定)
https://www.wefeedtheplanet.org/2022
(5)主催:神戸市・一般社団法人日本スローフード協会
2.食都神戸とは
平成27年から都市地域と農漁業地域が近接した神戸独自のポテンシャルを最大限に活用し、神戸産農水産物を使用した飲食店などの拡大、里山の木材や環境を活用した商品開発など、農を活用した食ビジネスを市内全域に展開し、国内外に発信する戦略として「食都神戸」を掲げ、世界の人々が集い食で賑わう食文化の都の創造をすすめています。
3.スローフードとは
イタリアで提唱されたファストフードに対置した考え方で、その土地の伝統的な食文化や食材を見直すことを目的としています。スローフードの考え方は、現在では160か国以上に広まり、世界的な食の草の根運動の代表格となっています。
一般社団法人日本スローフード協会は、Slow Food Internationalから正式な承認を受けた国内唯一の運営機関であり、日本各地で「おいしい、きれい、ただしい(Good, Clean, Fair)食べ物をすべての人が享受できるように」をスローガンに、様々なプロジェクトを行っています。
URL:https://slowfood-nippon.jp/
4.神戸市のスローフードのこれまでの連携実績
(1)テラ・マードレへの参加
平成28年度、平成30年度にイタリア・トリノで開催される食の展示会に参加。
(2) We Feed The Planetの開催
平成29年11月、令和2年11月にデザイン・クリエイティブセンター神戸で開催。
(3)スローフードアカデミーの開催
平成28年度から令和2年度まで、農漁業や食のリーダーとなりうる人材育成のためのセミナーを開催。
5.その他
・感染拡大の状況に応じて、開催自粛や内容変更の可能性があります。
・来場者の健康・安全のため、感染拡大防止対策やソーシャルディスタンス確保を促す取組を行います。来場の際は、マスクの着用をお願いします。
・風邪のような症状がある方、体調不良、発熱、咳などの症状がある方は、ご来場をお控えくださいますようお願いします。
6.お問い合わせ先
神戸市事業・イベント案内センター
電話番号0570-083330または078-333-3372(年中無休8時~21時)