お店の販売形態は、セット売りが基本です。
そうすることで、なるべくお待ちいただく時間を短くでき、また、小分け用の容器等の原価を抑え、より安く質のよい品を提供したいという徹底された姿勢に感銘を受けました。
開店時間は朝7時。「全ての商品が揃っているわけではないが、早朝に神戸の手土産を買いたいと思っても開いているところがないからか、重宝いただいているようです。」
と何気なく話をされていました。
時代に合わせながらも、地域やお客様との関係をとても大切にされていることが伝わってきて、さらっと放たれた言葉でしたが、じんわり心が温かくなりました。

お店の歴史
昭和12年に創業。現在は、4代目の魚田道夫さんが継いでいます。
昭和35年に改められた「ナダシンの餅」の屋号の由来は、「ナダ」は灘から、「シン」は初代の祖父が営んでいた菓子・氷等の卸売店「新屋(あたらしや)」より「シン」を取って、「ナダシン」と決めたが、昭和56年までは、店内で飲食ができ、うどんとおはぎがセットで提供されていました。
阪神・淡路大震災の苦難も乗り越え、「よい品をより安く」をモットーに、神戸っこの定番おはぎとして愛され続けています。

お勧めメニューの紹介
おはぎ、阿べ川、大福、草餅が定番商品です。
おはぎは、つぶあんとこしあん、そして、きなこから選びます。
季節限定商品として、春は「いちご大福」や夏は「水まんじゅう」が並びます。春から秋にかけては、きなこソフトクリームが登場します。また、お赤飯も進物用に限らずご自宅用として人気です。
セット販売(例)
・おみやげセット(おはぎ、草餅、大福、桜餅)12個980円(税込)
・阿べ川セット(阿べ川、おはぎ、草餅、大福)10個700円(税込)
・お好みセット(おはぎ、大福、草餅)5個350円(税込)
・水まんじゅう6個 420円(税込)

お店のPRポイント
小豆は北海道産のみ(つぶは十勝限定)といった厳選された素材を使用しています。
その日に作ったものはその日に食べていただきたく、保存料は一切使用しておりません。おじいさんやおばあさんがお孫さんに安心して食べさせたいと思っていただけるよう、世代を越えて愛される、素朴で昔懐かしい味わいと変わらない佇まいを大切にしています。



ナダシンの餅
- 所在地
- 神戸市灘区下河原通3-1-8
- 連絡先
- 078-881-1500
ご不明な点があれば、直接お店にお問い合わせください